2019-01-01から1年間の記事一覧
◇令状主義刑訴法37/ 342/ 令状主義(憲法33条、35条)は、逮捕、差押えなど最も人権侵害の危険のある強制処分につき、捜査機関の判断だけに任せるのでなく、原則として、#裁判官の事前の判断(令状)を要求する制度である。全くの無実の者が拘束されるといっ…
〇不能犯に関する判例 刑法判例9/ 刑法判例:#方法の不能事案では_結果発生の可能性が科学的な根拠を問題としてかなり客観的に判断される場合が多いが,その一部の判決と,客体の不能判決では,#一般人の危険感が援用され具体的危険説(行為時に一般人に認識でき,…
略号: TB構成要件,Rw違法性(違法),S責任(有責性) ――――― ◇故意の認識対象(平野説)刑法3/ 68/ 故意とは「罪を犯す意思」(#刑法38条1項)すなわち犯罪事実の認識をいう。犯罪事実とは行為の違法性を基礎づける事実である。違法性を基礎づける点で構成要件が原…
☆職務の適法性(刑法95条1項)刑法事案13/ 市会議員Xは,予算審議の市会で,議長Aの開会宣言後,水道問題を質問。他議員も重大・緊急の同問題先議を主張し,日程変更動議提出,議員数名賛成。#複数賛成者ある動議は議題とさるべきもので(規則9条参照),議題に取り上…
◇既遂の現実的危険・客観的危険(具体的危険)[・未遂犯が成立するために必要とされる危険は、既遂犯の構成要件的結果が惹起される現実的・客観的危険をいうが、それは一般的抽象的なな危険ではなく、具体的に認められる危険である。未遂犯は、既遂の具体的危…
@right_droit3 Read: http://tl.gd/n_1sqpnlq 反抗抑圧の手段 暴行・脅迫後の領得意思 利益の移転性 事後強盗罪 刑法総論/ 過失犯について(6ツイート) - 140字法律学
Read: http://tl.gd/n_1sqor36 @right_droit2 (倒産法,要件事実,民訴法) ――――― ◇信義則による遮断効民訴法117/ 813/ 前訴で,~旨の主張は否定されているが,主文中の判断ではないので,既判力は及ばない(民訴法114条1項)。もっとも,#後訴での当該主張が前訴の…