ミニマム法律学

法律書等を読んで,理解し覚えられるように短くまとめて行こうと思っています。ツイッター→https://twitter.com/right_droit YouTube(判例原文の音読)→https://www.youtube.com/channel/UCqVOy5zBmI3GzOI_WF5Dc6Q/featured

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

行政法/ 行政行為の裁量

http://twpf.jp/right_droit ●伝統的学説と戦後の判例 [・行政行為は、羈束行為と裁量行為に二分できる。さらに後者は、司法審査の対象となる法規裁量(羈束裁量)と、司法審査の対象外の自由裁量(便宜裁量)に二分できる。これは、行政庁の裁量が要件の認定(要…

行政法/ 不作為による国家賠償責任(申請に対する不応答。規制権限の不行使)

■不作為による国家賠償責任(申請に対する不応答。規制権限の不行使) ●不作為責任の類型 [・不作為責任には2類型ある。ひとつは、許認可などを求める申請に対する不応答により生じた損害の賠償責任(申請不応答型)であり、もうひとつは、国民の生命・身体・財…

刑訴法/ 強制処分と任意処分

法律書等を読み140字以内でまとめています。法律論文試験の法的三段論法で,①大前提(法的判断枠組み)として使えるか,②小前提(事実の分析・評価)として使えるかなど考えています。 規範・定義などの法的判断枠組み(法的知識)も,①大前提で使う場合もあれば,②小…

行政法/ 不作為の違法確認訴訟

http://twpf.jp/right_droit ●不作為の違法確認訴訟の訴訟要件 [・不作為の違法確認訴訟に原告適格を有するのは、処分(または裁決)についての申請をした者に限る(行訴法37条)。「申請」とは「法令に基づく申請」(3条5項)をいう。取消訴訟の被告適格(11条)お…

民訴法/ 補助参加

法律書等を読み,140字以内にまとめています。その際,法律論文試験で,①法的判断枠組み(大前提),②事実の分析・評価(小前提,あるいは,問題提起部分)のどちらに使えるかも考えるようにしています。間違い等ございましたら,ご指摘お願い致します。 twitter.com, h…

2018年3月分ツイート: 59 (憲法16,行政法11;民法12,民訴法3,倒産法5;刑法5,刑訴法7)

法律書等を読んでの140字以内でのまとめ。法律論文試験で,①法的判断枠組み(大前提),②事実の分析・評価(小前提,あるいは,問題提起部分)のどちらに使えるかなど、考えています。間違い等ございましたら,ご指摘お願い致します。 twitter.com, http://twpf.jp/ri…

①請負契約目的物の所有権の帰属,②元請契約と下請契約の関係,③第三者による未完成建物の完成,等 (契約各論,等)

法律に関し,140字以内にまとめ,可能な範囲で,①法的判断枠組み,②事実の分析・評価(例)に分けています。間違い等のご指摘等,よろしくお願い致します。 twitter.com Read: http://tl.gd/n_1sqqmmq http://twpf.jp/right_droit ●土地と建物(未完成のものも含む)…