当事者(民事訴訟法)

民訴法について140字以内にまとめ、①法的判断枠組み、②事実の分析・評価に振分け twitter.com

 

〔当事者〕 ■当事者の意義 ■代理人
■当事者の意義
民訴法20/ 当事者/ 175/
訴えまたは訴えられることによって判決の名宛人となるべき者を当事者という(#民訴法115条1項1号参照)。自己の名において判決を求めればよく、必ずしも権利者自身である必要はない。たとえば、他人の権利関係の確認を求める場合や、破産管財人など。当事者という概念は純粋に形式的概念である。
 『民事訴訟法講義案』40頁参照。[法的判断枠組み(基礎概念)]

民訴法21/ 当事者/ 176/
氏名冒用訴訟では、客観的に訴状に表示されている被冒用者が当事者である。原告側冒用の場合、代理権欠缺(#民訴法34条)に準じ、訴え却下される(140条)。被告側冒用の場合、新期日を指定し(155条類推)、改めて訴状を被冒用者に送達し、冒用者に訴訟費用を償還させる(69条2項参照)。
 『民事訴訟法講義案』再訂補訂版41、48頁参照。[法的判断枠組み(手続き)]

代理人
民訴法64/ 361/
権利能力なき社団たる入会団体の #代表者 が構成員全員の総有に属する不動産の総有権確認訴訟を追行するには、規約等に定められた総会の議決等の手続による処分権限の授権を要する。なぜなら、#当該確定判決の効力は構成員全員に及ぶし、入会団体の(訴訟上の)代表権の範囲は団体ごと異なるから。
 『民事訴訟判例百選』5版26頁・27頁〔11事件〕(最判平6・5・31民集48-4-1065)参照。[事実の分析]