ミニマム法律学

法律書等を読んで,理解し覚えられるように短くまとめて行こうと思っています。ツイッター→https://twitter.com/right_droit YouTube(判例原文の音読)→https://www.youtube.com/channel/UCqVOy5zBmI3GzOI_WF5Dc6Q/featured

法学エッセンス essence of law

 法律に関することの140字以内でのまとめ。

  ①法的判断枠組み(定義、規範、考慮事由等)②事実の分析・評価例、などの確認。

 判決文の記述・理論のままでない所があります。短すぎ、理解不足などによる間違い等あると思います。ご指摘いただけたら有り難いです。

 対象とする科目は、倒産法、憲法行政法民法、商法、民事訴訟法、要件事実論、刑法、刑事訴訟法などです。

 

1. 記憶に残るように、①規範等の法的判断枠組み、②事実の分析・評価例を抜き出しているところです。論文苦手です。[2017年4月]

2.(1) 問題提起は、まだよくわかりません。①法的判断枠組みについての答えを求める問題提起でよいか、②事実の評価、ないし、③結論を求める問題提起をすべきか、答案練習を積まなければ、うまくならないんだろなーと思います。[6月23日]

(2) ①法的判断枠組み(規範等。大前提)をできるだけ理由をつけて書いて、②事実の分析・法的評価・設定した法的判断枠組みに該当するか否かていねいに説得的に書いて(小前提のあてはめ過程)、③妥当な結論を導く。法的三段論法って、こういう感じでいいですよね?論文得意な方教えてください!![4月]

(3) 全く同じ事案は出題されないにしても、具体的事実がどのような法的評価を受けているかを、あらかじめ知っておけば、似たような事案の分析・評価、素早くできるだろうな。やっぱり、事実の分析・評価の例などの確認の方も大事なんでしょうね。[5月10日頃]

3.(1) 印刷物に書かれていたのか、答案添削で書かれていたのか、直接指導されたのか忘れましたが、上記の①法的判断枠組みと、②事実の分析評価まで、セットで書けていないと、点数にならないというようなことを聞いたことがあります。

(2) ①②をセットで書いていれば、短くても、その論点に割り当てられた部分点(たとえば、10点)を基礎点として、それからマイナスしていく(10~7点くらいになる)。
 ①だけしか書いていないと、上記の部分点の半分くらい(たとえば、5点)を基礎点として、プラスあるいはマイナスされる(6~3点くらいになる)。
 ②あるいは③だけしか書いていないと、裸の利益衡量に過ぎず、法律論とはいえず、0点を基礎点として、何かいいところがあれば、少しプラスがつくかもしれない(2~0点となる)。
 採点って、こんな感じでしょうか?私の単なる推測ですが。[6月27日]

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▼参照:
☆辰巳『趣旨・規範ハンドブック』。『判例百選』、『重要判例解説』。
☆『例題解説 新破産法』、山本和彦ほか『倒産法概説』。
☆『基本から合格答案を即効で書けるようになる本』公法系、民事系。『工藤北斗の合格論証集』商法・民事訴訟法。『判例プラクティス』。
☆芦部『憲法』、『憲法の急所』。『事例研究 行政法』、『LEGALQUEST 行政法』。
☆『改訂 紛争類型別の要件事実』、『新問題研究 要件事実』。『LEGALQUEST 会社法』。『民事訴訟法講義案』、『ステップアップ民事事実認定』。
☆山口『刑法総論』『刑法各論』、平野『刑法概説』、西田『刑法各論』。 /twitter.com